梁山から来ました

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『水滸後伝』第33回あらすじ

李俊たちは暹羅城にやってくるが、革鵰が固く守っており入ることができない。数日間の睨み合いの後、楽和は「敵は金鼇島を攻略するため、密かに大きな兵力を差し向けたのでは」と気付く。引き返そうとする一行を、革鵾が明珠峡で足止めし、薩頭陀は魔術を使って悩ませる。

突然の雷雨により薩頭陀の魔術が破れた隙に、李俊たちは金鼇島に戻る。しかし薩頭陀は金鼇島から外海に出る関口を包囲し、乱暴狼藉のやりたい放題である。


李俊らは夜討ちをかけようとしたが、混戦になって童威たちとはぐれてしまう。幸い、薩頭陀も金鼇島にはおいそれと入って来られず、睨み合いが続く。

童威たちは薩頭陀が兵力の多くを金鼇島に向けている隙に暹羅城を襲うが、城を守る共濤と革鵰に阻まれる。高青は婿君邸の前に住む和合児を味方につけて宮中に潜入し、国母に謁見する。

 

こうした中、狄成は清水澳で李応たちに出会い、彼らの船を引き連れて金鼇島へやってきた。李俊が襲いくる薩頭陀の軍勢を防ぎきれず、最早これまでかと思い詰めたとき、彼の前に、昔の仲間たちが現れる。