梁山から来ました

中華圏の小説、ポーランドボール、SCP財団、作曲、描画などが好き。皆様のお役に立てる/楽しんでいただけるコンテンツ作りを目指して、試行錯誤の日々です。

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「108星いいところチャレンジ」にちょっと補足 2/6

「108星いいところチャレンジ」も、難なく3分の1を過ぎ、地煞星ゾーンに突入しました。 ……えっ、ここから段々難易度が上がってくるって? そう……かもしれませんね……。 ともあれ、今回も張り切って補足していきます。天罡星の後半、第19位から第36位までで…

【金庸bot】8月の名セリフ・名会話に選ばれたツイートはこちら

www.youtube.com 金庸botをご覧の皆様、新企画「金庸 名セリフ&名会話 傑作選」にご協力ありがとうございます。皆様にいただいた「いいね」とRTの数を集計しましたところ、8月は6つのツイートが名セリフ・名会話に選ばれました。 1つ1つご紹介するととも…

【新企画】金庸 名セリフ・名会話 傑作選

【新企画】金庸 名セリフ・名会話 傑作選当botが1か月に呟いたなかから、皆様にいただいた「いいね」とRTの合計数が多かったセリフと会話をピックアップし、朗読と中国語の原文をつけて動画にします。このたび、7月分の動画を作成し、youtubeに掲載いたしま…

企画「水滸好きさんに質問」これにて完了!!

企画「水滸好きさんに質問」は、第20回の終了をもちまして、完了とさせていただきます。 これまで回答くださった方、募集記事や回答に「いいね」・RTをお寄せくださった方、まとめをご覧くださった方……、全ての好漢の皆様に感謝です。 本当は1年続けるつもり…

企画「武俠好きさんに質問」グランドフィナーレ!

企画「武俠好きさんに質問」は、第27回の終了をもちまして、完了とさせていただきます。 これまで回答くださった方、募集記事や回答に「いいね」・RTをお寄せくださった方、まとめをご覧くださった方……、全ての江湖の仲間たちに感謝です。 1年間、本当にあり…

「水滸好きさんに質問」第13回への回答

タグに集まるツイートの大部分が主催者のものというのはさすがによろしくないので、以降、考えた「あるあるネタ」をこの記事に書き溜め、今週日曜まで随時更新していこうと思います。 5/31が終わった時点でのこの記事の状態が、現時点での自分の、この問いへ…

「水滸好きさんに質問」第11回への回答

さて。 行ってみたい場所として「梁山とその周辺」「開封」「景陽岡」を挙げたところですが、自分がそれらの場所を訪問できる日は、いつになるやらわかりません。 と言うのも、私事なのですが、環境に対する強いアレルギーがあって、以前大陸中国に2泊3日…

水滸伝関連書籍bot 連想語り 083

#最終回発情期おっと、『水滸後伝』さんの悪口はそこまでだ! pic.twitter.com/Ym9YAlW3bM— 水滸伝関連書籍bot 「水滸好きさんに質問」実施中! (@shuihu_related) 2020年5月11日 どうも最近、新しいブログ記事を立ち上げる頻度が低くなっています。 それも…

「武俠好きさんに質問」第24回への回答(セリフ・会話編)

回答その2。好きなセリフ・会話です。 金庸15作の1作につき1箇所、これまでに当botがつぶやいたなかからピックアップしていきます。 ネタバレにはご容赦ください。それでは、参ります。 『飛狐外伝』 程霊素「毒にあたったら、助けるすべはないと仰ったけど…

「武俠好きさんに質問」第24回への回答(シーン編)

まずは「お気に入りのシーン」について。 セリフ・会話に関しては、また機会を改めて回答します。武俠の醍醐味は戦闘シーン……という方が大多数かと思うのですが、この点、自分はよほど好みが変わっていて、たくさんの人が集まってごちゃごちゃ話してるシーン…

水滸伝関連書籍bot 連想語り 082

大山大将のような働きをした人が凱旋すると、待ちかまえていたのは陸軍准尉への任官であったという。これは宋朝廷の賞罰が、どんなにでたらめであったかを皮肉ったのだが、それがそのまま著者の生きていた明代の状態にあてはまるものであることは言うまでも…

「水滸好きさんに質問」第10回への回答

パッと思いついたのは、朱富か裴宣か、というところです。 ◆朱富 まず、「一度出来た縁は大切にする」という点がポイント高いです。 それから、「何の特技も持たない自分でも、朱富の手伝いならできることもありそう」というのがあります。朱富が買い出しで…

ひとりごと

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#武俠好きさんに質問現代の日本が舞台でも抵抗がなければ、池井戸潤先生(半沢シリーズで有名)と横山秀夫先生(ロクヨン、半落ちなど)の小説をオススメしたいと思います。→https://t.co/UOWR283iB3 https://t.co/NA46KK5gOW pic.twitter.com/qkd3gEicVT— …

「武俠好きさんに質問」第23回への回答

池井戸潤先生(半沢シリーズで有名)や横山秀夫先生(ロクヨン、半落ちなど)の小説をオススメしたいと思います。 大きな権力や世渡りのうまい人々のために、真実や正義が歪められるというのは、何も武俠小説のなかだけのことではないんですよね。武俠の主人…

「水滸好きさんに質問」第9回への回答

実質、初めて読んだ『水滸伝』は、横光版だったので(厳密には違うんですが、まあ最初のは水滸にカウントできるか微妙なので……)横光版の中のシーンということになります。 まず横光で好きになっていなければ、原作に進んでいないはずです。 で、横光の中の…

「水滸好きさんに質問」第8回への回答

面白いと思う人物は、例によってたくさんあるわけですが…… 気分で一人だけ挙げます。 『水滸伝』の視点人物、いわゆる「講釈師」ちゃんです。 水滸物語は南宋から元、明にかけて、講釈として語られることによって、中国の民衆の厳しい目にさらされ、鍛え抜か…

企画「武俠好きさんに質問」は6月末で終了します

これまでに21回の開催を数え、多くの武俠ファンの皆様にご愛顧いただきました「武俠好きさんに質問」ですが、開始から1年を迎える6月末で、終了させていただくはこびとなりました。 理由は、端的に言いますと「ネタ切れ」です。企画者一人が満足すればいいな…

水滸伝関連書籍bot 連想語り 081

青州軍の総指揮官だった黄信は、軍の長官だった秦明とは親しい仲で、その武芸は秦明から習い受けた。ただ、軍人らしく戦いを恐れることはなかったが、鎮三山と豪語するほどの腕前はなかった。〈中略〉だが、最後まで勇敢に戦い抜き、方臘討伐戦後まで生き残…

水滸好きさんに質問 第4回への回答についてのぶっちゃけ話

質問に回答するのに、わざわざブログの記事をでっち上げてリンクを貼ったり、画像をでっち上げて添付したり。 こんなことをするのは、「こういう回答のしかたもあるんだよ」という可能性を、広く提示するためだったりします。 質問の出題者である一方で、回…

水滸好きさんに質問 第3回への回答

好きなエピソードを、思いついた端からこの記事内に書き込んでいこうと思います。3/22が終わる時点での記事の状態が、現段階でのこの問いへの回答ということになりますね。 なんか絨毯爆撃状態になりそうですが……とりあえず、やってみます。 ・史進の王進先…

助けて!日本の武俠小説業界が息してないの!!

#武俠好きさんに質問 【参考】現在、アマゾンで1分冊でも新品文庫の品切れが発生している金庸小説邦訳リスト天龍八部/射鵰英雄伝/神鵰俠侶/倚天屠龍記/連城訣/俠客行/碧血剣/鹿鼎記/書剣恩仇録/飛狐外伝/雪山飛狐/短編集つまり、笑傲江湖以外全部。版元に増…

「水滸好きさんに質問」第2回への回答

『普及版 世界文学全集 第1期』著:清水義範 この本に収められた短編のうち一つに『水滸伝』というタイトルのものがあります。 内容は、現代(と言っても90年代初頭頃)の日本で、「宋本保義」という名の顔の広いゴロツキの男が、親戚から「梁山ビル」という…

水滸伝関連書籍bot 連想語り 080

割と派手めなミスを見つけた……引用時はしれっと蕭譲と裴宣の記述を逆にして、戦死のくだりを削っておきますね pic.twitter.com/JqqU0T8Iu6— 水滸伝関連書籍bot (@shuihu_related) 2020年3月5日 『水滸伝 108星のプロフィール』は大変に分厚い本で、パソコン…

水滸伝関連書籍bot 連想語り 079

人の身分や職業の上に「花」がつけば、「それとしての分際からはみ出した」「できそこない」の意である。「花公子(ホアコンツ)」は不良息子であり、「花姑娘(ホアクーニャン)」はあばずれである。したがって「花和尚」は「ならずもの坊主」でもある。【…

「水滸好きさんに質問」第1回への回答

マトモに列挙しだすと72人とかは簡単に越えてしまうので、今の気分で一人だけピックアップします。 蕭譲です。 むかし一回流し読みした程度で、あまり馴染みのなかった王慶の段。今年の初めに思い立って、よくよく読んでみますと、そこにはまぶしくて直視で…

水滸伝関連書籍bot 連想語り 077

宋清は宋江の弟だから頭領になっているだけで、なんのとりえもない平和な人である。梁山泊にまぎれこんだ凡人だ。それでも頭領である以上、なにか役についていないとぐあい悪いので、宴席がかりにしてある。【事典 宋清の項】— 水滸伝関連書籍bot (@shuihu_r…

水滸伝関連書籍bot 連想語り 076

索超は気がみじかい気がみじかいというが、たたかいのときには秦明のほうがよくとびだすので、梁山泊ではなんとなくカゲがうすい。ほかにも林冲やら徐寧やら気のみじかいのがでてくるので、よけいにうすくなる。【事典 索超の項】— 水滸伝関連書籍bot (@shui…

水滸伝関連書籍bot 連想語り 075

孫立「東京へ行くんなら、持って行ってもらいたい手紙があるんだが、そっちの、つごうはどうだろう」杜興「どうせついでだ。誰に届けるのかね」孫立「わしの女房の弟楽和なんだ。女房が長いこと会わんもんで心配している。わしも、ちと相談したい大事なこと…

水滸伝関連書籍bot 連想語り 074

たいしたとりえはない。不思議なのは、王慶討伐で二回でてきて二度とも功をたてているところ。ただし敵の畢先を殺したあたりは話が変で、畢先は二度も死んでいる。あるいは、とりえのすくない好青年に手柄をたてさせてやるためのあとからの加筆だろうか。【…

水滸伝関連書籍bot ひとこと感想 073

「摩雲金翅」欧鵬――これは想像上の動物である。「摩雲」は雲に触れる、つまり空高く飛ぶ、の意、「金翅」は仏説で龍を食う怪鳥である。「井木犴」郝思文――星宿の名である。母がこの星を夢みてみごもったという。【世界】— 水滸伝関連書籍bot (@shuihu_relate…