梁山から来ました

中華圏の小説、ポーランドボール、SCP財団、作曲、描画などが好き。皆様のお役に立てる/楽しんでいただけるコンテンツ作りを目指して、試行錯誤の日々です。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

水滸伝関連書籍bot ひとこと感想 049

張岱は『水滸伝』について、もう一つのことを記している。彼の郷里、浙江省の紹興では、旧暦の7月、恵みの雨を呼ぶときには「及時雨」、つまり宋江、つまり『水滸伝』、という連想がはたらいて、好漢たちに扮した仮装行列が行われる。【図解】— 水滸伝関連書…

水滸伝関連書籍bot 引用元一覧

気になる書籍がありましたら、ぜひ購入を検討してみてください。絶版になっている書籍も、電子書籍での入手が可能な場合があります。(著者名は敬称略) 水滸後伝(略称:鳥居後伝)1~3巻 著:陳忱 訳:鳥居久靖 平凡社 1966年 ISBN:4-256-80058-1, 4-256-…

『水滸後伝』第18回あらすじ

鄔瓊は登雲山の降伏を受け入れることを決め、兵士たちを休ませるが、山寨の頭領たちはひっそりと軍営に近づいて闇討ちし、黄信を名乗っていた蔣敬も軍の内側から呼応したため、軍は潰滅する。 頭領たちは「青州にいる黄信が危険に晒される」と考え、彼を山寨…

水滸伝関連書籍bot ひとこと感想 048

主人の李応に従って梁山泊入りし、戦後も李応とともに行動した。こうしたことからも、恩を受けた人のためには誠心誠意働くという真面目さを持った男だということがわかる。だが、特に強いわけではないし、豪傑らしい豪快さに欠けており、梁山泊ではあまり活…

『水滸後伝』第17回あらすじ

蔣敬と穆春は登雲山に向かうが、道中、蔣敬が病気になり、困った穆春は廟に宿を求める。蔣敬を寝かせて薬を買いに出て行った穆春を、廟に滞在している竺大立と、若衆の芳坊が目撃する。 芳坊の言葉から、彼がお尋ね者の穆春だと知った竺大立は、廟の焦道士と…

『水滸後伝』第16回あらすじ

蔣敬は戴宗と別れた後、竜江関から船を雇うが、船頭の陸と張は蔣敬が寝入った隙に荷物と腰刀を取り上げ、彼を殺そうとする。 蔣敬はとっさに水中に逃げ、岸へと辿り着いた後、大雪の中で凍えて行き倒れかけるが、近くの草庵に住む老僧に助けられる。 その後…

『水滸後伝』第15回あらすじ

州知事は、北京の童貫の要請に基づき徽宗が下した聖旨を携えていた。戴宗を召し出し、軍で任務につかせるように、とのことである。戴宗は渋るが、結局は北京に向かい、役目につく。 金は宋と結んで黄竜府を陥落させ、趙良嗣もまた涿州を降伏させる。遼は宋と…

『水滸後伝』第14回あらすじ

安道全は挨拶回りで宿元帥の家を訪れた際、蔡京が盧師越の讒言を信じて自分を捕らえようとしていることを知らされる。 宿元帥は安道全に路銀を与えて開封から逃がす。また、「安道全の代わりに蕭譲と金大堅後が捕らえられた」との知らせが入ると、後から召使…