水滸伝関連書籍bot ひとこと感想 049
張岱は『水滸伝』について、もう一つのことを記している。彼の郷里、浙江省の紹興では、旧暦の7月、恵みの雨を呼ぶときには「及時雨」、つまり宋江、つまり『水滸伝』、という連想がはたらいて、好漢たちに扮した仮装行列が行われる。
— 水滸伝関連書籍bot (@shuihu_related) 2019年10月26日
【図解】
浙江省の紹興で行われていたという、水滸縛りのコスプレパレード。
字数があまりにも足りなくて登録できなかったのですが、このパレードはかなり本格的なものだったらしく、ただ服装を寄せるだけでなく、各好漢のそっくりさんを探し出して、扮装をさせていたのだと言います。
モデルさんの体型や顔色が好漢と完全一致していたら、衣装やアイテムを作る裏方さんたちも、自然と力が入りますよね。
自分なら…そうですねー、めっちゃ普通の体型なので、宋清くらいならできるかもしれません。ただ、肌色がそこまで地黒でもないんですよね。
と言ってもこのご時世、顔を黒く塗れば、どこかの権利団体に目をつけられる可能性も、あったりなかったり…。
というわけでここはひとつ、蔣敬でいかせてください。なぜかいつもカバンに入れている、愛用のボロ計算機を持っていきます。
ところで、「恵みの雨の季節→宋江→水滸伝」という連想も、なかなか気が利いてていいですね。
日本で「恵みの雨の季節」に水滸伝のイベントをするとしたら、いつになるでしょう。やはり、梅雨真っ盛りの7月前半でしょうか。
年によっては、「恵みの雨」なんて言ってられないほど、しつこく降り続く場合もありますけどね……。
ま、そういうところも宋江を連想させる、と言えなくもないですが。