梁山から来ました

中華圏の小説、ポーランドボール、SCP財団、作曲、描画などが好き。皆様のお役に立てる/楽しんでいただけるコンテンツ作りを目指して、試行錯誤の日々です。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「武俠好きさんに質問」第23回への回答

池井戸潤先生(半沢シリーズで有名)や横山秀夫先生(ロクヨン、半落ちなど)の小説をオススメしたいと思います。 大きな権力や世渡りのうまい人々のために、真実や正義が歪められるというのは、何も武俠小説のなかだけのことではないんですよね。武俠の主人…

「水滸好きさんに質問」第9回への回答

実質、初めて読んだ『水滸伝』は、横光版だったので(厳密には違うんですが、まあ最初のは水滸にカウントできるか微妙なので……)横光版の中のシーンということになります。 まず横光で好きになっていなければ、原作に進んでいないはずです。 で、横光の中の…

「水滸好きさんに質問」第8回への回答

面白いと思う人物は、例によってたくさんあるわけですが…… 気分で一人だけ挙げます。 『水滸伝』の視点人物、いわゆる「講釈師」ちゃんです。 水滸物語は南宋から元、明にかけて、講釈として語られることによって、中国の民衆の厳しい目にさらされ、鍛え抜か…

企画「武俠好きさんに質問」は6月末で終了します

これまでに21回の開催を数え、多くの武俠ファンの皆様にご愛顧いただきました「武俠好きさんに質問」ですが、開始から1年を迎える6月末で、終了させていただくはこびとなりました。 理由は、端的に言いますと「ネタ切れ」です。企画者一人が満足すればいいな…

水滸伝関連書籍bot 連想語り 081

青州軍の総指揮官だった黄信は、軍の長官だった秦明とは親しい仲で、その武芸は秦明から習い受けた。ただ、軍人らしく戦いを恐れることはなかったが、鎮三山と豪語するほどの腕前はなかった。〈中略〉だが、最後まで勇敢に戦い抜き、方臘討伐戦後まで生き残…