梁山から来ました

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『水滸後伝』第14回あらすじ

安道全は挨拶回りで宿元帥の家を訪れた際、蔡京が盧師越の讒言を信じて自分を捕らえようとしていることを知らされる。

宿元帥は安道全に路銀を与えて開封から逃がす。また、「安道全の代わりに蕭譲と金大堅後が捕らえられた」との知らせが入ると、後から召使いに追いかけさせて、その旨を伝える。

途方に暮れて旅を続ける安道全が、一夜の宿を求めた先は、聞煥章の家であった。安道全は病に伏していた聞煥章の娘を診察し、治療のためにしばらく聞家に逗留する。

 

やがて春が来て、安道全と聞煥章が梅を愛でていると、東京から護送されてきた蕭譲と金大堅が、聞家の前を通りがかる。聞は二人の家族のことを引き受け、東京から自分の家に連れてくる。


安道全は、東嶽廟経由で蕭譲と金大堅が送られた沙門島を訪ねようと思い立ち、出発するが、道中、二人を護送していた役人に出会い、二人の身柄が登雲山に奪われたことを知る。

安道全は泰安州に着くと、戴宗が出家している寺を訪れ、再会を果たす。二人は連れ立って東嶽廟の生誕祭を観覧するが、その後寺に帰った戴宗を、州知事が訪ねてくる。