梁山から来ました

中華圏の小説、ポーランドボール、SCP財団、作曲、描画などが好き。皆様のお役に立てる/楽しんでいただけるコンテンツ作りを目指して、試行錯誤の日々です。

『水滸後伝』第18回あらすじ

鄔瓊は登雲山の降伏を受け入れることを決め、兵士たちを休ませるが、山寨の頭領たちはひっそりと軍営に近づいて闇討ちし、黄信を名乗っていた蔣敬も軍の内側から呼応したため、軍は潰滅する。

頭領たちは「青州にいる黄信が危険に晒される」と考え、彼を山寨に連れてくるため、蕭譲が下山する。


黄信は鄔瓊軍の潰滅について、登州・萊州の知事から責められるが、彼と懇意にしている青州の知事は、何とか申し開きをしてみようと言う。蕭譲は黄信のもとを訪れ、山寨に加わるよう説得するが、黄信は即答を避ける。

翌朝、先の戦いで舅の鄔瓊を殺された牛都監がやってきて、黄信を捕らえ、囚人車に乗せて運んでいく。蕭譲の報告を受けた頭領たちは、道中で黄信を奪還し、山寨へ連れ帰る。

 

穆春は安道全の頼みを聞いて、聞煥章の家へ蕭譲・金大堅の家族を迎えに行く。聞煥章は、焦面鬼というゴロツキに娘を嫁にと所望され、断ったところ、蕭・金の家族を匿っていることを、東京に告げ口されてしまっていた。

申し開きのため東京へ旅立つ聞煥章の後顧の憂いを断つため、穆春は蕭・金の家族と一緒に、聞の娘を山へ護送する。

道中、焦面鬼とばったり出くわした穆春は、だんびらでその頭を割って殺し、井戸へ投げ入れる。