梁山から来ました

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『水滸後伝』第12回あらすじ

金鼇島の沙竜が殺されたとの知らせが、暹羅国国王のもとに届く。国王の馬賽真は、宰相の共濤の「李俊らを早急に討伐すべき」という意見に賛同し、共濤と将軍の呑珪とを金鼇島に遣わす。

楽和の計略で、李俊たちは向かってくる暹羅軍に追い散らされたと見せかけて後ろに回り、門を守る狄成らと挟み撃ちにしてしまう。

呑珪は死に、共濤は命からがら逃げ帰る。李俊たちはそのまま進軍して暹羅城を囲み、国王は打つ手もないまま籠城する。


国王の娘・玉芝公主は母親と共に宋兵を見に行き、花公子の凛々しい姿と弓術を目の当たりにする。王妃が「花公子を婿にしよう」と提案すると、国王は賛同し、使者として遣わされてきた楽和に、この提案を持ちかける。

花公子は、公主が中華の血を引いていると知って婚姻を承諾し、縁談が整って、盛大な婚礼が行われる。

 

花逢春は国王たちと共に暹羅城に住むことになり、李俊らは金鼇島に帰る。やがて、公主の提案で、花夫人と秦夫人も暹羅城に迎えられる。