梁山から来ました

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『水滸後伝』第32回あらすじ

花逢春は端午節が李俊の四十歳の誕生日にあたるため、金鼇島に祝いに行くと言う。このため共濤は、思いがけず李俊の生年月日を知ることができた。

薩頭陀はさっそくいのり殺しの術を始めるが、強い福運に守られた李俊と花逢春には効き目がなく、馬賽真の場合には本人ではなく、世継ぎの王子が亡くなってしまう。

薩頭陀は共濤に、花逢春が李俊の誕生祝いで王宮を離れているうちに、国王を毒殺しようと提案する。


共濤は、端午節に国王を自宅に招いて、自分の娘を後宮に入れたいと進言する。その後、薩頭陀を国王に引き合わせた共濤は、長生の妙薬と偽り毒薬を飲ませて、国王を殺してしまう。
薩頭陀は義兄弟の革三兄弟を招き、共濤の王位簒奪に反対する者たちを見せしめに殺す。共濤らは王宮を占拠するが、国母、玉芝公主、花夫人や秦夫人らがいる奥殿は赤いもやで守られており、反逆者たちには入ることができない。

 

李俊の誕生日を盛大に祝った花逢春は、暹羅城にに帰る途中で、国王の死と共濤の謀反を知らされる。驚き悲しんだ花逢春は金鼇島に引き返し、李俊とともに兵を率いて共濤の討伐に向かう。