梁山から来ました

中華圏の小説、ポーランドボール、SCP財団、作曲、描画などが好き。皆様のお役に立てる/楽しんでいただけるコンテンツ作りを目指して、試行錯誤の日々です。

『水滸後伝』第11回あらすじ

李俊たちの船は海を渡ることはできないため、日本との貿易に出発しようとしている枢密府の船を奪って海へ出る。

一同は普陀山に参拝した後、韭山門で検問に遭い、朝廷の船ではないと見破られるが、物見役のなかにいた張順のもと部下・許義に救われる。

 

許義を連れて再び出帆した船は鯨に襲われる。花公子・花逢春は父譲りの弓の腕前を披露して鯨の目を射、手下たちが協力して鯨を倒す。

やがて清水澳についた李俊は、土地の民から、金鼇島の沙竜という男が近隣の島々を掠奪していることを知る。李俊は清水澳に軍営を構えて兵を訓練する。

 

兵を率いて清水澳へやってきた沙竜は、李俊らと一戦交え、花逢春の矢を受けて逃走する。李俊らは沙竜を追って金鼇島に出向くが、島には上陸できる場所がない。

童威と童猛は海を潜って入江を越え、沙竜に呼ばれた女たちが開け放していった城門から島に入り、火薬を燃やして外海の李俊と呼応する。

 

李俊は沙竜を討った後、「征夷大元帥」を名乗り、金鼇島に秩序を取り戻すとともに、習慣を中土のものに改めさせる。年貢が軽減された土地の民は李俊たちに感謝する。