梁山から来ました

中華圏の小説、ポーランドボール、SCP財団、作曲、描画などが好き。皆様のお役に立てる/楽しんでいただけるコンテンツ作りを目指して、試行錯誤の日々です。

『水滸後伝』第26回あらすじ

燕青はさらにもう一度木札を使って関勝の夫人を大名府から連れ出し、飲馬川へ向かう。

野狐舗にあった王進の野営は既に打ち壊されており、一行は落ち延びていた王進、凌振と再会する。野狐舗を攻めたのは劉予の子・劉猊と畢豊らであった。一行は劉予の遊撃兵に見つかるが、李応が迎えに遣わした呼延灼らに救われる。


大名府の劉予は、燕青が三度も木札で役人たちを騙していたと知って怒り、また劉猊からの要請もあって、兵を飲馬川に差し向ける。

張信と畢豊は飲馬川を攻めるが敵わず、劉猊は寨に使者を遣わして、斉国への帰順を説く。飲馬川は使者の張保を引き留めて劉猊を苛立たせ、自らかかってくるように仕向けた上で、進撃してきた兵たちを追い散らす。


劉猊が万慶寺跡まで撤退すると、公孫勝の妖術と凌振の地雷が軍勢を襲い、兵たちは大混乱に陥る。張信と畢豊は死に、劉猊と禿魯は逃走する。

劉猊たちを返り討ちにしたものの、すぐに新手の兵がやってくるだろうと考えた頭領たちは、飲馬川の寨を引き払い、宗留守の軍に合流するため、南へ向けて出発する。