梁山から来ました

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水滸伝関連書籍bot ひとこと感想 001

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それは…「晁蓋に生辰綱の話を持ち込んだ公孫勝」と、「方臘戦を前に郷里に帰った公孫勝」を書いた人が同じとは限らないから…ね……。

 

高島先生の好漢評は概して辛口です。好きな好漢をディスられると、ちょっとムッとするかもしれませんね。

しかし、後世の創作によるキャラづけを全て削ぎ落とした上で考えると、「うーん…否めないwww」と唸らされるものが多いです。

一時の反感を抑えてよくよく味わえば、今まで見えていなかった水滸伝の一面が、暗がりから姿を現わすやもしれません。個人的には宋江、盧俊義、呉用林冲、雷横、李俊、丁得孫、湯隆あたりの評が気に入っています。