梁山から来ました

中華圏の小説、ポーランドボール、SCP財団、作曲、描画などが好き。皆様のお役に立てる/楽しんでいただけるコンテンツ作りを目指して、試行錯誤の日々です。

金庸bot ひとこと感想 001

 

笑傲江湖』にこのセリフが出てきたのは2巻で、まだ岳不羣の本性がバレていない段階でした。だから1周目は、「あやしい奴め!令狐冲の師父に対して根も葉もないことを言いおって!」と、ぷんすこしながらこのくだりを読んでいました。

 

しかし2周目となると、その後の展開を知っているわけですから、「あー…よく分かってらっしゃる…さすが江湖を知り尽くした左冷前の配下……(目そらし」という反応にならざるをえない。

そして、これほど早い段階で岳不羣の本性を現わす言葉がでてきていたという事実や、1周目の自分がそれに全く気づけていなかったことに、震撼せずにはいられない。

 

笑傲江湖』の2周目、オススメです。

1周目とは全く違った目線だからこそ、できる発見が色々あります。