水滸伝関連書籍bot ひとこと感想 013
虎退治や孟州鴛鴦楼の武松は、陽気で無鉄砲な豪傑である。ところが潘金蓮西門慶殺しの段の武松は、冷静で沈着なハードボイルド風の人物である。一方はネアカで、こちらはネクラである。これほど性格のちがう人物が、一つの小説に同じ名前で登場するのがふしぎなくらいである。
— 水滸伝関連書籍bot (@shuihu_related) 2019年8月12日
【世界】
「ネアカ」と「ネクラ」という言い回しが、なんだか時代を感じますね。
今なら、「陽キャ」と「陰キャ」と言った方がわかりやすいのでしょうか。これらの概念が完全互換なのかは、よくわかりませんが。
トラをぶん殴ってぶち殺し、快活林で大暴れする陽キャ武松……
兄を殺され、周到な計画を練って三人の犯人たちを追い詰める陰キャ武松……
うーん、風情はあまりないですね。
でも、それを言ったらネクラネアカも一緒かw