梁山から来ました

中華圏の小説、ポーランドボール、SCP財団、作曲、描画などが好き。皆様のお役に立てる/楽しんでいただけるコンテンツ作りを目指して、試行錯誤の日々です。

ひとりごと

 

このツイートについてなんですが……

呟く前から、「まず間違いなく、誰の心にも響かないだろう」ということはわかっていました。

この質問に対してお寄せいただける回答は、(質問が分野を限定していないにも関わらず)ほぼ中国関係か歴史関係に限られてくるはず。そこからあまりにも外れた異質な回答は、「なかったもの」と同じことで、あっさりスルーされてしまうだろう。

その程度のことは、簡単に予測がついたんですね。

 

なぜかと言えば、人は自分の見たいものを見、聞きたいものを聞く生物だから。

自分もやはりその例に漏れません。「武俠好きさんに質問」の企画の主催者だから、このタグにお寄せいただいた全てのツイートに目を通しますが、そうでなければ、一瞥して「自分の興味関心とは違うことが書かれているな」と感じたツイートの上では目を滑らせ、次を読み進めていると思います。

 

しかし、そうは言っても……

人にはそれぞれ、言わずには済まされないことがあります。

そして自分にとって上記の内容は、「つぶやいた」という記録を残さずには先へ進めない、大事なことだったのでした。

 

もしかしたら、「武俠好きさん」に向けたと見せかけて、

自分がここで狙っているのは、池井戸先生や横山先生の小説が好きな方に、このツイートを見つけてもらうこと……なのかもしれません。

現代の日本を舞台に、自分の考える正義を貫こうとする人々の熱いドラマが好きで、昔の中国の話にはあまり馴染みのない方。

いつか何かの拍子に、このツイートがそうした方々に届いて、

「武俠というジャンルが存在するんだ」

という認識と、あわよくば些かの興味をお持ちいただければ。

きっとそれこそが、このツイートの存在意義となるでしょう。