水滸好きさんに質問 第4回への回答についてのぶっちゃけ話
質問に回答するのに、わざわざブログの記事をでっち上げてリンクを貼ったり、画像をでっち上げて添付したり。
こんなことをするのは、「こういう回答のしかたもあるんだよ」という可能性を、広く提示するためだったりします。
質問の出題者である一方で、回答のしかたは極めて異端。そういう存在を僕は目指したい。
……とは言っても、「武俠好きさんに質問」の方ではこんな回答の仕方はいくらも持ちませんでしたし、「水滸好きさんに質問」でも、どれだけ続けられるかはわかりませんけどね。
まあ、思いつく限りは色んなことを試してみたいと思います。
それはさておき、回答の内容についてです。
他のことは全部諦めてるんですよ。身体能力は衰える一方だし、字はこれ以上うまくならないし、木工や金工や裁縫をやらせれば素材がボロボロ、医療や料理は衛生管理ができそうにないから無理、計算は電卓があるしいいや別に。
ただ、音楽だけは諦めきれないんです。
楽和さんの能力は多分、「初めて演奏する楽器でも、すぐに使い方がわかって、少しの練習で何年も使い慣れたように習熟することができる」ってな感じのものだと思うんですね。
単なる耳コピであればそれほど稀有な才能ではありませんが、楽器の使い方をすぐに覚えられるのは実に強い!DTMでその音色を打ち込むときに「ホントにこんな使い方するのかなあ……」と不安にならずに済むし、逆に言えばその楽器の特性を生かしたパッセージを創り出すことも、簡単にできるわけで。
うぅ……うらやましい!ぜひともその能力の片鱗を分けてほしい!!
……などという個人の事情はどうでもいいんですよ。
言いたかったのは、あまり深く考えずに投げてみたこの質問ですが、実は、回答者の方がその人生においてどんなものに価値を置くかを浮き彫りにする、意外に深い問いだったんじゃないか、ということです。
今回の企画に参加されない方も、機会がありましたらフォロワーさんたちと語り合ってみてください。お友達や自分自身の隠された一面が、垣間見えてくるかもしれません。
それにしても。
今さらですが、梁山泊というのは実に、色々な方面でのスペシャリストが所属している集団ですよね。
もし自分が中学生のときに『水滸伝』を知っていたら、期末テストのとき、好漢たちを勝手に各教科の守り神に祀り上げていたと思います。
国:蕭譲
数:蔣敬
社:朱武、裴宣あたり?
理:皇甫端、凌振など
英:燕青(習熟が尋常になく速いという意味で)
美:金大堅
音:楽和、馬麟
技:湯隆、孟康など
家:侯健、曹正、居酒屋の面々
体:多数。陸上、球技、水泳、武道……何でもござれですね。
保:安道全。まああらゆる意味で
どうです?完璧な布陣ではありませんか。
さすがにゼロ勉でご利益にだけ与ろうというのは虫が良すぎますが、人事を尽くした上で待つ天命的な意味で、「好漢が見守ってくれてる」と思うことができれば、そこそこの効果は見込めるかもしれません。
またテスト勉強そのものも「好漢が見守ってくれてる」と考えれば、捗りそうな気がしますよね。
自分はもう、期末テストから離れて長いこと経ちますが、現役の皆様はよかったら取り入れてみてください。
「使えそうなものは何であれ利用してやる」!
これが、受験で勝ち上がるために大切なスタンスだと、個人的には思っています。