『水滸後伝』第7回あらすじ
李応は公孫勝に、飲馬川の裏手に住むよう提案し、公孫勝はそれを受け入れる。
しばらくして郭京らが攻めてくるが、飲馬川の勢力には敵わない。李応らは朱武の提案で野営に奇襲をかけ、兵たちを追い散らす。
李良嗣は童貫、蔡京のつなぎで道君皇帝に謁見し、金と同盟しての征遼を提案する。皇帝は李良嗣の案を気に入り、彼に自分と同じ趙姓を贈る。呂大防らは征遼に反対するが、皇帝は彼らの意見を退け、趙良嗣を金国へと派遣する。
金との同盟を結んで開封に帰ってきた趙良嗣は、北京の守りを命じられて出発するが、黄河の渡し場で、物乞いにまで落ちぶれていた郭京と出会い、手紙と銀子を持たせて、王黼の息子・王宣慰がいる建康へと旅立たせる。
郭京は道中、土地の娘に取り憑いた鬼神を祓おうとして逆に自分が酷い目に遭わされたり、付き人の汪五狗が鶏を盗んだために土地の男たちと諍いを起こし、居合わせた男に仲裁してもらったりする。男は尹文和と名乗り、郭京の建康までの道連れとなる。
建康に着くと、郭京は王宣慰に気に入られて屋敷に留まることになり、尹文和に「一緒に来ないか」と声をかける。