梁山から来ました

中華圏の小説、ポーランドボール、SCP財団、作曲、描画などが好き。皆様のお役に立てる/楽しんでいただけるコンテンツ作りを目指して、試行錯誤の日々です。

水滸伝関連書籍bot ひとこと感想 033


うーん、「湯隆に不足があった」という描写は特にないので、いいんじゃないでしょうかね?
鉤鎌鎗なんていうクセの強い武器も、部下を指揮して、見事に大量生産してみせてますし…。

まあ「李逵が出会って意気投合した鍛冶屋の腕がたまたまよかった」ってだけの話なんで、完全に「結果オーライ」ですけどねww


李逵というキャラは、妙に悪運強いところがありますよね。
あれだけ自分の身を危険に晒しながら、120回まで死なないんですよ?
確かに「バカみたいに強いから、自分に降りかかってくる危険は、全部斬り捨ててしまえたんだ」とも考えられますが……、

梁山の兄弟たちの死に様を見るに、どんなにバカ強くても、死ぬときは死にますからね。
特に、カッとなると理性が利かないタイプが一番危ないです。秦明、董平、索超あたり。
李逵なんか、そのタイプのど真ん中、最右翼だと思うんですけどね…。


まあでも自分は、李逵が生き残り組でよかったと思っています。
李逵が途中で死んでいたら、宋江との最後の最後のシーンも、なかったわけですからね。
あのシーン自体、かなり好き嫌いが分かれると思いますが、個人的にはあそこまで読んで初めて、「終わったんだ」としみじみした気持ちになります。

何度も繰り返し通し読みするのは、その感覚をもう一度呼び起こしたいから、だったり……。
最早アレですね、ヘンな脳内麻薬とか、出てるかもしれませんねw

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