水滸伝関連書籍bot ひとこと感想 033
スカウトした李逵にしても湯隆の鍛冶屋の腕を見たわけではなく、その家に鍛冶の道具があるのを見ただけなので、鍛冶屋としてどの程度の腕前だったかは保証の限りではない。〈中略〉武器や甲冑は戦争には不可欠なものだけに、こんな人選でいいのかという疑問は残る。
— 水滸伝関連書籍bot (@shuihu_related) 2019年9月2日
【プロフ 湯隆の項】
うーん、「湯隆に不足があった」という描写は特にないので、いいんじゃないでしょうかね?
鉤鎌鎗なんていうクセの強い武器も、部下を指揮して、見事に大量生産してみせてますし…。
まあ「李逵が出会って意気投合した鍛冶屋の腕がたまたまよかった」ってだけの話なんで、完全に「結果オーライ」ですけどねww
李逵というキャラは、妙に悪運強いところがありますよね。
あれだけ自分の身を危険に晒しながら、120回まで死なないんですよ?
確かに「バカみたいに強いから、自分に降りかかってくる危険は、全部斬り捨ててしまえたんだ」とも考えられますが……、
梁山の兄弟たちの死に様を見るに、どんなにバカ強くても、死ぬときは死にますからね。
特に、カッとなると理性が利かないタイプが一番危ないです。秦明、董平、索超あたり。
李逵なんか、そのタイプのど真ん中、最右翼だと思うんですけどね…。
まあでも自分は、李逵が生き残り組でよかったと思っています。
李逵が途中で死んでいたら、宋江との最後の最後のシーンも、なかったわけですからね。
あのシーン自体、かなり好き嫌いが分かれると思いますが、個人的にはあそこまで読んで初めて、「終わったんだ」としみじみした気持ちになります。
何度も繰り返し通し読みするのは、その感覚をもう一度呼び起こしたいから、だったり……。
最早アレですね、ヘンな脳内麻薬とか、出てるかもしれませんねw