梁山から来ました

中華圏の小説、ポーランドボール、SCP財団、作曲、描画などが好き。皆様のお役に立てる/楽しんでいただけるコンテンツ作りを目指して、試行錯誤の日々です。

bot運営の裏側

水滸後伝bot」は「水滸伝関連書籍bot」へと生まれ変わりました。

それと同時に、『後伝』以外の水滸伝関連書籍、具体的には『水滸伝人物事典』からの引用の投入を始めました。

 

ただ、1日に登録できる引用の数はそれほど多くはありません。400からある『後伝』のセリフや会話たちの中に『事典』の引用を少しずつ放っていくだけでは、しばらくの間、『事典』の引用を見かける頻度が極端に少なくなってしまいます。

「生まれ変わった」と明言した手前、それはマズイ。

というわけで、傾斜配分をすることにしました。

 

botのクライアントに登録してあったツイートを一旦全削除して、『後伝』のツイートが3回あった後に『事典』のツイートが1回入るように登録し直していきます。

それと同時進行で、『事典』の中から梁山泊の108人の好漢+αに言及した箇所を一つずつピックアップして打ち込んでいきました。

108+α個のつぶやきが集まれば、『事典』からの打ち込みの一巡目は完了です。『事典』内にはまだまだ面白い記述があるのですが、「水滸伝関連書籍bot」と銘打つ以上、『後伝』と『事典』からの引用だけではカッコがつきませんので、他の本からの打ち込みを優先します。

 

次の本は『水滸伝 108星のプロフィール(プロフと略)』。こちらも、一巡目は各好漢についての記述を1箇所ずつ打ち込んでいきます。

この段階まで来れば、『後伝』とその他の書籍のツイート数配分も少し見直せます。

後伝:その他=2:1になるようにツイートをクライアントに登録し、それと並行して『プロフ』からの打ち込みを進めます。

 

そこから先のことはまだ決めていませんが、とにかく色々な本からの引用を集めて『後伝』以外の比重を高めていき、最終的には、ツイート総数が 後伝:その他=1:3 くらいになれば上々だと思っています。

そこまで来れば、傾斜配分などせずとも、全てのツイートを一緒くたに登録してランダム表示させるだけで、名実共に「水滸伝関連書籍bot」と言えるようになるでしょう。

 

…なんだか、小難しい作業を重ねているとお思いでしょうか?

金庸 セリフ&会話bot」を確立させる際には、もっと色々な小細工を弄していたので、このくらいはかわいいものです。

というか、金庸botも実はアレ、完成形じゃないんですよね。最初に登録した『天龍八部』のツイートが極端に少ないことが気になって、水滸の片手間に追加登録中です。

 

常に増改築進行中のbotたち……。

bot界のサグラダファミリア」と呼んでやってください(男泣き)。