神様仏様Google翻訳様
最近、水面下でメキシコの方とやりとりをすることが多く、言語はスペイン語を使っています。
割と複雑なことを書いてもちゃんと理解してくれるので、「あれ?自分まだスペイン語いけるんじゃね?」と錯覚してしまうのですが……
Google翻訳先生がつきっきりで指導してくれなきゃ、なんも言えねー!!!
…ということを忘れてはなりません。
実際、スカイプの音声通話なんかで話しかけられたら、ただの一言も発せられない自信がある!(いばんな)
Google翻訳は実に素晴らしいツールです。ただし、使い方にはちょっとコツが要ります。日本語の文章を何にも考えずにブチ込んでも、きれいなスペイン語は出てきません。
自分のGoogle翻訳の使い方はちょっと変わっていまして、
1. 英語→スペイン語 の設定にする
2. 言いたいことをなるべく文法的に正確な英語で打ち込む(このとき、補助として別窓で日本語→英語翻訳や和英辞典を使うこともあります)
3. 出力されたスペイン語をチェックして、自分の言いたいことと違う場合は、英語の該当する部分をいじってみる
4. スペイン語の文面に知らない単語があるときは、念のため西和辞典で調べる
5. スペイン語の文面がある程度整ったと思ったらメモ帳にコピペして、うまく訳出できなかった部分(活用など)を修正する
…という感じで使っています。
手間はかかるのですが、翻訳先の言語にある程度親しんだ経験がある(でもパッと作文できるほどではない)人間にとっては、最強の味方です。
(追記:ここまでやっても、ネイティブから見ると不自然な言い回しになっているところはあると思います。ただ、言いたいことは伝わるレベルには持っていけてるはずです。そう信じたい。)
ちなみに、中国語に翻訳したい場合も、上記と同じ手順を踏んでいます。体感ですが、日本語→中国語よりも英語→中国語の方が、まともな文が出てくる確率が高い気がするのです。
これはおそらく、蓄積されたデータ量の違いによるものでしょう。世界全体で見ると、Google翻訳を英語⇔中国語間で使う人の方が、日本語⇔中国語間で使う人より多いので、それだけたくさんのログがビッグデータに貯まって、翻訳を洗練させていくわけです。
そう考えると、他のどの言語に対しても、「日本語から直接訳すよりも英語を経由した方がまともな結果が出る」ということに…。
みなさん、英語の勉強は頑張っておくといいですよ。今後、色々な国に行ったり、外国の人と話をしたいと考えている方は特に、です。