梁山から来ました

中華圏の小説、ポーランドボール、SCP財団、作曲、描画などが好き。皆様のお役に立てる/楽しんでいただけるコンテンツ作りを目指して、試行錯誤の日々です。

水滸後伝あらすじ

『水滸後伝』第11回あらすじ

李俊たちの船は海を渡ることはできないため、日本との貿易に出発しようとしている枢密府の船を奪って海へ出る。 一同は普陀山に参拝した後、韭山門で検問に遭い、朝廷の船ではないと見破られるが、物見役のなかにいた張順のもと部下・許義に救われる。 許義…

『水滸後伝』第10回あらすじ

童威が金を集めるために提案したのは、金持ちの船を襲うことだった。偶然にも楽和と花栄の家族の船を襲ってしまった童威たちは、これまでのいきさつを話して、楽和の考えを仰ぐ。 楽和は花公子に王宣慰の弟のフリをさせて呂知事のもとを訪れる。呂は「門下生…

『水滸後伝』第9回あらすじ

李俊は梁山泊の仲間たちと別れた後、童威と童猛を伴って太湖に行き、四人の義兄弟(費保、倪雲、高青、狄成)と落ち合って、そこで近隣の住民たちを使って漁をして暮らしていた。 ある日、李俊たちが縹緲峰で雪を愛でていると、天から石板が落ちてきたため、…

『水滸後伝』第8回あらすじ

尹文和とは、 東京を逃げ出した楽和の別名であった。楽和は郭京の申し出を受け、共に王宣慰の家に厄介になる。 春になり、燕子機に遊んだ彼らは、若い公子と二人の佳人に出会う。王宣慰はすっかり佳人に心を奪われ、郭京は公子の方によからぬ下心を抱くが、…

『水滸後伝』第7回あらすじ

李応は公孫勝に、飲馬川の裏手に住むよう提案し、公孫勝はそれを受け入れる。 しばらくして郭京らが攻めてくるが、飲馬川の勢力には敵わない。李応らは朱武の提案で野営に奇襲をかけ、兵たちを追い散らす。 李良嗣は童貫、蔡京のつなぎで道君皇帝に謁見し、…

『水滸後伝』第6回あらすじ

飲馬川に落ち着いた頭領たちは、李応を筆頭に席次を決め直すが、蔡慶は山寨を辞去し、家族のいる北京に向けて旅立つ。 北京への道すがら、蔡慶は虎峪寨で、樊瑞がひとりの道士と術比べをするのを見かける。樊瑞は難なく相手を下した後、蔡慶と再会を懐かしむ…

『水滸後伝』第5回あらすじ

李典獄は玉娥と馮舎人を観察して二人の関係を突き止める。怒りのあまり二人に殴りかかった典獄だが、馮舎人に突き返され、そのはずみで死んでしまう。杜興は楊林から典獄が死んだと聞いて彰徳府へ戻り、玉娥たちが典獄を殺したのだと確信する。 典獄の納棺後…

『水滸後伝』第4回あらすじ

荷駄を運んでいたのは、李応の命を受けた杜興だった。杜興が東京へ行くというので、孫立は彼に、楽和への手紙を託す。 楽和のいる王駙馬の家を訪れた杜興は、虞公たちに拘束され、府庁へ連行されてしまう。実は、済州府の騒ぎを知った蔡京らは「梁山泊の残党…

『水滸後伝』第3回あらすじ

孫新が隠れて様子を伺っていると、孫立は事情を知らないまま知事たちに捕まり、役所へと連行されてしまった。その知らせを聞いた扈成は、もと師範の欒廷玉を陥れ、孫立を救い出すための計略を練る。 欒廷玉は登雲山を責めようとするが、三日間籠城されて打つ…

『水滸後伝』第2回あらすじ

男は阮小七が石碣村の者と知ると、梁山泊に所属していた一丈青扈三娘の消息を問う。彼は扈三娘の兄の扈成であった。李逵に扈家村を追われた後、海上で貿易をしていたが、船が難破したため、郷里に帰って暮らしを立て直すつもりであった。しかし先ほど、輸入…

『水滸後伝』第1回あらすじ

四月のある日、阮小七は石碣村で酒を飲んでいるうちに、ふと「梁山泊に行って故人を祀ろう」と思い立つ。次の日、早速下男たちを連れて山へ登り、忠義堂跡で酒盛りをしていると、かつて梁山泊に帰順を勧めた陳宗善の付き人・張幹辨(やっこ)がやってくる。…